アユボンは野球の合宿なので、亭主とミユミユが同伴だ。検尿、体重測定、ひととおり行ってから超音波で赤ちゃんの様子を見る。亭主やミユミユにしてみれば、久々の赤ちゃんとのご対面。「ほーら、これが頭」「これがおてて。握ったり開いたりしてるねぇ〜」石村先生に説明され、2人とも熱心に見ている。
心配の種だった前置胎盤も、少し上のほうにずれてるようで、とりあえず一安心。へその緒がしっかりしているようで、栄養が行き届いているのか妊娠週と比べて赤ちゃんの育ちがいいらしい(現在推定800gとのこと)。こりゃ、まさかの4kg大台に乗るかも!?(笑)
#ちなみにアユボン3210g、ミユミユ3634g、と400g増えての出産だったので、その計算でいけばありうるかも(^^;)
「性別は気にしないんだっけ?」と言われ、「でも分かるなら知りたいなあ」と答えると、お尻の方を見てくれた。
「あれ?見えちゃってるねぇ(笑)」
確かに足と足の間に、ぽっこりとしたモノが…(笑)
「男の子かもねぇ」
それを聞いたミユミユ、猛然と
「ミユちゃんは、『モモコちゃん』がいいのっ!」
ミユミユは妹がいいと言っていたからねぇ。ま、でも、ミユミユなら妹でも弟でもかわいがってくれそうだけど。
その後、ドップラーで心音確認。亭主は初めて聞く赤ちゃんの心音に感心していた。
「赤ちゃんの心音って、ずいぶん早いんですねぇ」
石村先生のところは、家族そろって検診、というのが基本的な方針である。普通、産婦人科の検診は母親だけが行くことが多いが、父親が自分の子どもがこうしてスクスク育っている様子を見ないのは何とももったいない話だ、と思う。
夕方、アユボンが合宿から帰宅。
「今日ね、赤ちゃん見てきたよ」と言うと、自分だけ見られずちょっと悔しそう。
「もしかしたら、赤ちゃん弟みたいよ」
アユボン、ガッツポーズ。アユボンは弟を欲しがっていたから。それを聞いていたそばにいたミユミユ、「ミユちゃんは妹がよかったのにっ!」とおかんむり。
弟妹バトルはしばらく収まりそうにない。